July 01, 2008

『禁断のパンダ』 拓未 司 著

カバーデザインがかわいくて買ってみました。

第6回『このミステリーがすごい!』大賞作品、だそーです。

私の中で、テキスト(=作品)というのは大まかに二分されています。
ひとつはストーリーを楽しむもの。
もうひとつは文章を楽しむもの。

もちろんどの作品もそれぞれの要素を当然持ち合わせているものですが、
その配分比率でもって、勝手に、そして独断と偏見で分類しています。

その区分でいくと、この『禁断のパンダ』は後者に属する作品かと。

元来、色彩が、風景が、匂いが立ち上ってくるような文章を好む私にとって、
『味覚』にしぼってうったえてくるという手法のこの作品からは、
久々に新鮮な感覚を味わうことができました。

帯のあおりの「究極の美食ミステリー」というコピーにも納得。
でもこの作者はミステリーという部門に拘泥しないほうがいいような気がします。


全然関係ないけど、どうしてミステリー系の作品の登場人物の台詞は
関西弁が多いの?


4796661948禁断のパンダ
拓未 司
宝島社 2008-01-11



spb-0039 at 07:01│Comments(0)TrackBack(0)ホンノコト 

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